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日の光が及ぼす肌への影響は最小限にしたい

きちんと紫外線対策をほどこしても、やはりシミや、くすみは避けられません。そんな時は、美肌成分の入ったスキンケアを上手に使って解決するしか方法がありません。

化粧品が、2001年全成分表示が義務ずけられたことによって、今まで以上にキチンとした目で、化粧品を選ぶことができるようになりました。化粧品購入の際は、パッケージの裏を覗いて成分を確かめるのも自分の肌を守る大切な方法の一つです。

 

美白成分の種類

美白成分としては、コウジ酸、ビタミンCおよびビタミンC誘導体、プラセンタエキス、アルブチン、エラグ酸(ペルーのマメ科植物から抽出した成分をもとにライオンが開発)、カモミラET(カミツレ=カモミールの花から抽出した成分をもとに花王が開発)、ルシノール(シベリアのモミの木に含まれる美白成分をもとにポーラ化粧品が開発)、リノール酸Sなどです。その他、ユキノシタ、甘草、火棘といった生薬にも美白成分があるとされ、各メーカーの研究開発が進んでいます。

 

コウジ酸

日本酒に含まれている成分で、実際日本酒メーカーの手によってスキンケア商品が出されていて、注目を集めているのがコウジ酸です。
コウジ酸は、シミの原因となるメラニンの生成を抑える働きがあることが報告されており、医薬部外品の美白成分として、一番最初に厚生労働省に認可されました。

コウジ酸とは米麹に含まれるコウジ菌から抽出した成分で、美白の他に細胞の老化を防ぎ、活性化する作用を持つ物質として海外から注目を集めています。
化粧品、養毛剤、育毛剤にも使われています。

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昔から、日本酒をお風呂に入れると肌がスベスベになるとか、日本酒を化粧水代わりに顔につけるとツヤがよくなると言われましたが、これらはコウジ菌に含まれているコウジ酸の働きであったことが解明された形です。

 

プラセンタエキス

プラセンタエキスとは、PLACENTA=胎盤という意味です。胎児を赤ちゃんにまで成長させる特殊な臓器である胎盤には多くの機能が備わっています。その胎盤から抽出したプラセンタエキスはタンパク質、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなどの有効成分をたっぷりと含んだもので、日本では昭和30年からこれらを健康増進に役立てようとしう研究がありました。

中国では秦の時代から、不老長寿の薬として大切にしていたという説があります。

プラセンタから抽出したプラセンタエキスは肝機能の改善や更年期障害の解消などにも使用されていますが、皮膚へ外用すると皮膚の新陳代謝を早め、メラニン色素の排出を促す作用のあることから美白成分として認められています。

プラセンタエキスは牛の胎盤から抽出されるのが一般的でしたが、BSE(狂牛病)問題発生以降、多くのメーカーが牛由来の原料から豚由来のものに切り替えています。

 

アルブチン

高山に育成するコケモモや西洋ナシの葉にある美白成分がアルブチンです。

この美白効果にもとづいて資生堂が開発した化学物であるアルブチンの化学名はハイドロキノン-β-D -グリコピラノシドといい、厚生労働省に承認されている美白成分です。
アルプチン入りの化粧品は本家である資生堂の製品の他、オルビスやポーラからもでています。また、江崎グリコは、メラニン色素の抑制効果が通常のアルブチンより強力である「α-アルブチン」の開発に成功し、次々と化粧品が発売されています。

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