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ダイエットというとどうしてもお米を減らしたくなりますが、
お米の主な栄養素である炭水化物は、人間のエネルギー源です。
体の炭水化物が足りなくなると、筋肉から補おうとします。
燃焼してほしい脂肪からとっていってくれないのです。(苦笑)

筋肉が減少すると、基礎代謝が落ちますので、いくらカロリーを減らしても
なかなか痩せにくい体になってしまいます。
ダイエット

また、人間が満腹感を感じるのは、体に糖分が入った時です。炭水化物は体の中で
糖分に変わりますので、白いご飯は血液中に糖分を入れて、満腹にさせてくれるのです。

脂っこいスナック菓子や、お米抜きの焼き肉やビールばかりを口にする飲み会では、
ちっとも満腹感を感じないのは、炭水化物を体の中に入れていないためなのです。
最後に、焼きおにぎりや雑炊を食べるのは、そのためなのですね。

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お米には、「レジスタンス・スタ−チ」という、難消化性のデンプン
( 消化に抵抗性のあるデンプン)が含まれていて、実際吸収できるカロリーは
少ないです。

ご飯は小麦のパンのように細かく分解していないで、お米のつぶのまま食べますので、
口に入れてから体内で消化されるまで時間がかかります。しかも、
「レジスタンス・スタ−チ」は、小麦よりも消化・吸収のスピ−ドが遅いですので、
腹もちが良いのです。
パンや麺類などの小麦製品よりも、ご飯が腹もちが良い理由です。

また、女性が良く悩まされる便秘の解消もお米は一役買っています。
お米の「レジスタンス・スタ−チ」は小腸を通過して大腸まで 到達するために、
食物繊維と同じ働きをします。ごはんを食べると、便の量が多くなり「お通じ」もよくなります。
便秘は、基礎代謝を悪くし、脂肪の燃焼効率を下げますので、毎日快便であることは、
ダイエットの基本要素の一つとなります。
この頃、よく耳にするお米ダイエットの真相に、一歩近づいた気分がします。

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