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コーヒーダイエットが人気です。
かつての人気番組、『あるある大辞典』で紹介され、コーヒーを飲むだけで脂肪が、付きにくい体ができると言われてから、爆発的に勢いを増しました。
今では、ダイエット専用のコーヒーまで出てくるにぎわいようです。

コーヒーがダイエットに効果がある理由の一つは、コーヒーに含まれているカフェインが、脂肪細胞に働きかけて脂肪を分解して血液中に放出する働きがあるそうです。

人間の体は、常に同じ状態に保ちたいという性質を持っています。飢餓に備えて、体脂肪をなかなか燃やすことはしないのです。直前に取り込んだ栄養の範囲内で、エネルギーを消費しようとしますので、コーヒーを飲んだぐらいで、体の中の脂肪が分解されるということはないのではと考えます。

コーヒーがダイエットに効果があるのではと言われる他の理由として、コーヒーを食前に飲むことで食欲が抑えられることが、名古屋大学総合保健体育化学センターの近藤孝晴教授らのグループ実験で明らかになりました。

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また、京大人間・環境学研究科教授の森谷敏夫氏らのグループの研究で、コーヒーが自律神経の働きが活発になり、脂質代謝や食欲をコントロールする交感神経の活動レベルも上がると報告されています。

ただ、この場合は、常用している人はカフェイン耐性の影響があり、それ程効果を感じないことが多いのです。

カフェイン耐性とは、言葉通り、体にカフェインの抵抗力がついて、カフェインが体に与える影響度合いが小さくなることです。
カフェイン耐性対策として、どれくらいの周期でコーヒーを飲むと、食欲を抑えられるのかを個人個人が試して知っておく必要があります。

コーヒーを飲むタイミングですが、先述の森谷敏夫氏らの研究では、コーヒーを飲用後30~90分の間交感神経が活発化しているそうですので、この時間内に食事を始めると効果的です。人によって食事を始める時間はまちまちと思いますので、いくつかの時間帯に分けて試してみるとよいでしょう。

コーヒーを選ぶポイントは、カフェインが多く含まれているものが良いとか、ダイエットにコーヒーが及ぼす効果、果たしてどうでしょう?

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