ダイエットを行うと、必ず陥るのが便秘の問題です。
摂取カロリーを計算して、バランス栄養食で効率よく栄養をとりながら、ダイエットを始めると最初は着々と体重が落ちるのですが、じばらくすると、停滞気味になります。
そして、便秘。
便秘を解消しようと整腸剤や下剤を飲み、一時的に排便をしますが、でも、2~3日経つと便秘です。便秘薬は排便を促す効果だけのものが多く、根本的な便秘の治療にはなってはいません。便秘を起こさない体にするには、腸が活発に動くことと、腸の中に悪玉菌より善玉菌が沢山あることが大切です。
じゃ、その二つに焦点をあててダイエットをしようと、腸のゼンドウ運動を活発にさせるために、根類などの繊維物質を多く含む野菜を沢山食べたり、その働きをする効果のあるサプリでとってもうまくいきません。
ヨーグルトなら、善玉菌が増えるかもと考え、ヨーグルトだけを食べても駄目。
便秘に良いと言われる食べ物は、沢山出回っていますが、それだけをとり続けてもどうやら効果はなさそうです。
腸内環境を整えるためには、偏った食事は禁物です。
ダイエットの大敵である、炭水化物は、大腸に水分を届ける大切な役割を持っていますので、毎日少しでも食べる必要があります。
油は、腸のゼンドウ運動の潤滑油と作用します。
カロリーが高いアルコールや、刺激物は腸を刺激して、便意を促します。
さらに、冷え性の方に多いのですが、代謝が悪いと便秘になります。
多くの場合、便秘がちなために代謝が悪くなり、脂肪燃焼の効率が落ちるためにダイエットが、うまくいかないという悪循環になります。
代謝を上げるには、サプリメントや運動を日常生活の中に取り入れるしかありません。
ダイエットを初めて、便秘になり始めたら体が
『このダイエット方法では、成功しない』というサインを送っているのだと、考えて間違いがありません。
便秘を、バロメーターとして上手に利用して、あれこれ工夫を凝らしながらダイエットを成功させていこうという気持ちで、チャレンジすると良い結果がでますよ。
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