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特別な重症な乾燥肌以外の方は、夏には乾燥で悩まされることが無いのはなぜでしょう?

夏は、汗がでるからなのです。
汗が増えると、皮脂は汗の量に比例していますので、汗が多く出れば出るほど、皮脂の量もその分多く出てしまいます。夏の皮脂量は冬の約2倍だそうです。

そして、肌の『天然のクリーム』は、皮脂線からでる皮脂と汗と垢から構成されています。垢という言い方はイメージが悪いのですが、よくコスメサイトなどで、古い角質層と言う言い方をしています。この角質細胞の死骸がまさに垢なのです。

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これらの、汗と皮脂と古い角質の3要素が混ざり合い、薄い膜をつくります。この膜のことを皮脂膜と呼んでいます。

でも、夏は、汗の分泌が多いのでどうしても、水っぽい皮脂膜が出来上がります。角質内の水分量は20%が丁度良いのですが、皮脂膜が水分量を調節しています。

皮脂膜と聞くと、外気の乾燥、細菌から守る肌のバリア機能というイメージが強く、冬場はこのバリア機能によって、肌の乾燥がまもられていると考えられていますが、夏場にも大切な働きをしているのです。

冬の乾燥に季節が終わりに近づいたとはいえ、皮脂膜は、肌の潤いを保つために充分働いているのですよ。

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