レチノールと働きが似ているプロビタミンAもおすすめ
シワとりとして、肌の乾燥のみに働きかけるのではなく、肌の細胞に直接働きかけるレチノールの効果は、期待できるのですが難点もあります。
レチノールの不安材料
第一に、酸素や紫外線に弱く物質が不安定です。不安定さは、年を追うごとに改善はされています。
レチノールの酸化を防ぐために機密性の高い容器に入っているものを選んでください。 さらに気を使うなら、購入したボトルから小ビンに小分けをして、使用する時は小さなスプーンで取り出すと、レチノールを効果的に使用できそうですね。
レチノールを使用すると角質層が薄くなるために、紫外線に対する肌の防御力が無くなります。
朝つけた後、すぐ外出するようなことは避けてください。
基本は、夜の1回使用し、日中は紫外線防止を行うことが望ましいです。
また、レチノールは、肌の中でレチノイン酸に変化するため、紫外線を浴びて赤くなることがありますので、油断はできません。
レチノールのつけ方
つける順序は、厳密には決まっていませんが、肌に入る成分の量は決まっていると言われていますので、美容液の前がよいかと思います。美容液で飽和状態になった肌に、高価なレチノールを塗るのは、少しもったいないですね。
化粧水で充分な保湿を行った後に、レチノールを肌に浸透させます。その後、潤い成分のヒアルロン酸等の美容液、クリームで蓋という順序がよいかと思います。
レチノールは、6週間くらい継続して使用し続けると効果が、表れてきます。
あまり効果が感じられないからと途中で、諦めてしますと元の状態に戻ってしまいますよ。
使用量も、説明書にかかれていることをキチンと守ってください。
そうすれば、肌の細胞が活発になり、肌の新陳代謝が促されますので、肌が若返ります。
プロビタミンAもおすすめ
レチノールほど効果は期待できないものの、紫外線や酸素の影響を受けにくいプロビタミンAというものもあります。
プロビタミンAは、レチノールほど不安定ではありませんので、面倒くさがり屋さんはこちらの方を探されていはいかがですか？