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目の周りや口の周りはカサカサして、メイクがのらないのに、鼻上や鼻の周りは妙にべたついて、化粧水さえもつける気がしないのは、インナードライ肌の特徴です。

そんな時に、ニキビでもできようものなら、べたつきのせいとばかりに洗顔で皮脂を全て除去しようって思うものです。
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いつもメイクがテカッていたり、ごわつきや洗顔後のつっぱりを感じることが無ければ、脂性肌ですが、冒頭のような症状があれば脂性肌とは異なるケアをします。

肌内部は乾燥しているけど、表面はべたつきが激しく、脂性肌以上に皮脂の量は多いのは何故でしょう?
インナードライ肌が、皮脂を大量に出す理由は、乾燥肌を外気から守るために出されるものです。
いわば肌にとっては非常事態で、平常時の何倍ものパワーで皮脂を生成しているって考えてよいでしょう。

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増え続ける顔の皮脂は、行き場を失い、毛穴の中に入り込みどんどん押し広げて溜めこんでいきます。
肌内部は乾燥して弾力を失っているために、毛穴に入り込んだ皮脂は、容易に除去することができません。
肌のターンオーバーも遅れがちになり、毛穴の汚れを押しだす力も弱いために、皮脂は毛穴に留まり続けます。

こうした皮脂が、紫外線にあたり黒ずんだり、アクネ菌がとりつきニキビへと発展していきます。
インナードライ肌は、ニキビを繁殖するのに最も好都合な環境となります。

顔を覆っているベタベタの油を除去しようと、下手に洗浄力の強い洗顔料を使ってしまうと、さらに皮脂を増やす状況になることがあります。
守っていた皮脂を取り除くと、外気に弱い角質層から水分が奪われ、肌ダメージを与えます。
さらに、非常事態は悪化したと判断し、今まで以上の皮脂を分泌させていくからです。

インナードライ肌のニキビ対策は、保水です。たっぷりの水分を肌へ送り込む必要があります。

インナードライの肌に化粧水を浸透させるのは難しのです。
角質層に水分を引き込み、溜めこませる力も充分ではありません。
外気からの刺激に弱い角質層も、バリア機能を正常にする必要があります。
しっとり肌を作る環境を整えてくれる、化粧品が必要です。⇒ 肌水分量を増やす方法

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