美白とシミに効く食材をリストアップ
アンチエイジング料理等を多く紹介する堀知佐子さんの雑誌記事で、印象に残ったものがあります。
NHKの料理番組に出演するなどで、良く知られている堀知佐子さんは、京都の調理専門学校の講師を経て、京都名料亭『菊乃井』で、デバ地下等で販売されるお惣菜を開発してきました。
和とフレンチを融合させたベーカリーカフェ『リール』をオープンしています。
食からのアンチエイジングをコンセプトに掲げ話題の方です。
食をテーマに職人として、プロデューサーとして活躍しています。
美肌食のポイントは、タンパク質とビタミン
堀知佐子さんは、美肌食のポイントはタンパク質とビタミンだというのです。
人間は代謝を行うことで生きています。
- シミができた
- シワが増えた
- 太ってしまった
このような現象は、代謝が落ちるために起きていることです。
代謝を上げるためには主酵素という酵素が必要で、タンパク質からできています。主酵素を働かせるためには、ビタミンやミネラルが必要になります。
年を取って代謝が落ちたかなと感じているのは、主酵素の働きが落ちているためなので、タンパク質とビタミンを沢山とることで、代謝をサポートすることができるのです。
堀知佐子さんは、タンパク質と酵素を、カギとカギ穴にたとえています。
双方がピッタリ合致することが、年齢を重ねると少なくなるために、その確率を高めるために意識して食材を選ぶ必要があります。
同時に食べる食材の組み合わせが大切
この記事は、肌トラブル毎に、タンパク質とそれを有効に働かせる野菜の組み合わせが書かれていて、女子力アップに余念がない人は必ずメモをとったはずです。
かくいう私もそうでした。
で。気になる美白とシミに関してはこのとおり。
【美白】
美白は、脂肪分の少ない良質なタンパク質とビタミンCが必要です。
じゃがいものビタミンCは熱に強く、カリウムが余分な水分を排出します。
皮膚の表面の粘膜を保護するビタミンAも含んでいる、かぼちゃや小松菜をプラスすると、効果がアップします。
- タンパク質
鯛、鶏のむね肉、豚ひれ肉。
特に豚肉は、代謝を促進するビタミンBも多く含まれている。 - ビタミン
じゃがいも、柑橘類。
肌の元のタンパク質を代謝させるためには、ビタミンCが必要。 - かぼちゃ
肌を守るビタミンAが沢山含まれている。
脂溶性なので、油で調理すると吸収率が上がる。
【しみ】
シミは、良質なタンパク質が必要。
うなぎは、タンパク質の質も良いし、ビタミンAやビタミンB1を含んでいるし、皮にはコラーゲンが含まれている。さらに、血行を良くする鉄分も含まれているんですよ。
- タンパク質
うなぎ、牛すね肉。
高タンパク質、ビタミンA、コラーゲン、
鉄などを含むウナギは、パーフェクトな食材。 - ブロッコリー・ナノ花
ビタミンA、B1、C、Eなどがシミ予防には必要。
アブラナ科の青い野菜には、スルフォラファンという
活性酸素の除去作用が強い成分が含まれている。 - 高野豆腐・ほうれい草、レバー
血行を良くする鉄分がシミには効果的。
長期保存ができる高野豆腐は、鉄、ビタミンE、カルシウム、
食物繊維など栄養価も高い。