紫外線や、外気のホコリ、ストレス、乾燥から肌を守っている肌のバリア層を、強化するにはセラミドが一番です。どうやら、セラミド原液だけを肌に与え続けたところで、思うように効果が出にくいこともあります。
人間の体は、ビタミンが良いからと言って野菜ばかり食べていても、上手に働くことはなく、たんぱく質や糖質、炭水化物をバランスよく摂取することで、健康な体を保っているのです。
肌も同じ、セラミドがいいから、セラミドだけを、
コラーゲンがいいから、コラーゲンだけを、
というわけにはいきません。
「セラミド」の合成を促進する物質として、ナイアシンBというビタミンの一種を、鐘紡が発見して話題になっています。ナイアシンBというのは、ビタミンの一種で、セラミドを作る細胞の働きを活性化させる効果があるそうです。これまで、セラミドを合成する物質はあまり知られていませんでしたが、傷ついた皮膚を回復させ肌荒れを防ぐのに、効果的と注目されています。
実際、ねずみの荒れた皮膚にナイアシンBをぬったところ、肌荒れを改善する効果があることがわかりました。
ナイアシンBを、皮膚に直接与え、セラミドを増やし傷んだ箇所を修復することもよいですが、多くの食品にも含まれています。
特に、マグロやカツオ、豚レバー、牛レバーなどに多く、その他、大豆や卵などです。
これらの食品には、「トリプトファン」という物質も含まれていて、このトリプトファンはアミノ酸の一種で、体内でナイアシンに作り変えられるのです。
普通の食事をしていれば、ナイアシンは不足することはありませんが、飲酒の量が多い方は不足気味になりますので、サプリメントで摂取するのがいいでしょう。
ちなみに、ナイアシンB配合のクリームは、下記です。
肌に小じわが見えはじめたとか、しみやくすみが目立ちはじめたとか、年齢肌を感じた時に使用するといいですね。
傷ついた肌を回復する相乗効果
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