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無添加石けんとか、保湿石けんとか、低刺激石けんとか、ピーリング石鹸とか、アミノ酸石けんとか・・・、洗顔石けんだけでも世の中には、面喰ってしまうほど石けんの数が多いですね。
いったいどうやって、みんなは選んでいるのでしょうか?
肌種?、 成分?、 洗い上がりの潤い度合い?、 コスパ? 雑菌や消臭といった機能?、真剣に調べれば調べるほど膨れ上がっていきます。その内容は専門的で、使用している成分は『世の中出回っている石けん』と同じくらいかそれ以上の数があるんじゃないかと思うくらい、数が多いのです。
『世の中出回っている石けんなんてみんな同じさ、あえて選ぶなら、
「原料」「精製度(不純物が入ってないか?)」「脱脂力」「コスパ」で選べばいい。』という神の声を聞きました。(実はクチコミですが)
この上記の4つについて、各々簡単に調べて、石鹸の選び方について基本的なことを学んでおこうと思います。
【原料】
石けんは、天然油脂(動植物性油脂)をアルカリで煮て作っています。
この天然油脂が、原料です。
  ・動物から採れる油脂 ・・・ 牛脂、豚脂
  ・植物から採れる油脂 ・・・ ヤシ油(ココヤシ)
                 バーム油(ココヤシ)
                 バーム核油(アブラヤシ)
1996年に起きた狂牛病の影響で、牛脂の輸入量が減るに従い、植物性油脂に変わってきています。
【精製度】
一般的には、純石けんよりは、不純物が入っている石鹸の方が、洗い上がりの使用感は潤っていると感じるのが普通です。不純物は、グリセリンである場合が多く、保湿剤として使用される成分だからです。
不純物を取り除く製法でつくられている石鹸もありますが、洗顔の後、若干肌が乾燥します。
だた、上記のことは普通肌の健康的な方の肌の場合のことです。
肌が弱かったり敏感肌の方の場合は、石けん製造過程で生じる「遊離アルカリ」が原因で、赤みやかぶれをおこしているのです。
油脂の中に含まれる不純物があると、「遊離アルカリ」を製造段階で作り込んでしまうことは、避けられません。不純物を完全に取り去り、原料を純正のものにすると、肌に炎症の原因をおこす「遊離アルカリ」が存在しない石鹸ができます。
【脱脂力】
石鹸の洗浄力は、界面活性剤ですが、界面活性剤を使用していないものもあります。
石鹸の成分表示をみてみると、界面活性剤とは書いていませんか、下記のような記載があった場合は、界面活性剤と考えて良さそうです。ただ、界面活性剤だからと言って、全てを一緒に考えるのではなく、各々、項番ごとに脱脂力が異なります。
1.硫酸系
  ・ ラウリル硫酸Na
  ・ ラウレス硫酸Na
  ・ パレス硫酸Na
2.スルホン酸系
  オレフィン(C14-16)スルホン酸
3.石鹸系
  カリ石けん素地
  ラウレス-3酢酸Na
4.アミノ酸系
  ココイルグルタミン酸TEA
  ココイルアラニンTEA
  ラウラミノプロピオン酸Na
上記3と4が、刺激が比較的弱く、石けんにこだわる人に好かれる成分となっています。
1と2は、強い脱脂力がありますので、肌がひどく乾燥します。肌の保湿因子であるNMFやセラミドを溶かしてしまうほどと言われています。
また、硫酸系成分の石けんを使用して良くすすがず肌に残したままにした場合は、「タンパク質変性作用」によって、肌のたんぱく質が破壊される恐れがあります。
ただ、石鹸のアルカリ成分が、これらの界面活性剤を洗い流す役割もしていて、脱脂力に関しては成分表示だけで判断するのは、難しいかもしれません。
他に保湿成分を入れるなどして、肌の回復を促しているものも多くあります。
【コスパ】
これに関しては、私がとやかく言えることではありません。個人の価値観と、お財布が合致するものを選んでください。
【外部関連情報】
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