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未完成な皮膚は外部刺激に気をつける

小学生になると、外で遊ぶようになり、夏は汗をかき、冬はかさかさです。また、季節を問わず 特に室内にいる時は、エアコンによる暖房や冷房によって、肌が乾燥しやすい環境がつくられます。幼児期よりも、この年代の子供の方がより乾燥しやすいと言えます。
小学生の女子

 

入浴

夏は、こまめにシャワーを浴びさせること。
汗の刺激で、かゆみや金属アレルギーを誘発する場合もあるからです。

冬は、入浴後に保湿剤(尿素クリームやザーネクリームなど)を塗ることを習慣づけます。

 

夏のスキンケア

これからは、紫外線の影響も問題になってきますので、紫外線対策の知識も身につけて、日焼け止めクリームやサングラスの携帯を、子供に理解してもらうことも必要です。

小学高学年になりプールなど肌の露出が多くなると、毛深いお子さんはむだ毛に悩むようです。
多感な年頃ですので、周りにからかわれたことで、引きこもりにでもなったら大変です。
それとなく寄り添い、脇毛などはハサミで切るなどして皮膚に刺激を与えないような方法で、脱毛を手伝ってあげてください。

間違っても、大人と同じように永久脱毛(電気脱毛)やレーザーなどをしないようにしてくださいね。

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アトピー対策

アトピーの方は、毎日入浴し清潔にすることは言うまでもありませんが、せっけんやシャンプーは刺激の弱いものを選んでください。

石油系のシャンプーの害について昨今いろいろ言われていますが、シャンプー後に体を洗うと、体についたシャンプーがとれます。
硬い材質のタオルは使わないで、強くこすることも避けた方ほいいようです。最近敏感肌の方が、よく行っている手で体を洗うという方法もいいと思います。
お湯の温度は高くなるとかゆみが増しますので、40度程度(夏場は38度)くらいを目安にしてください。冬場によく使われる、体がホカホカするタイプの入浴剤はやめた方がいいでしょう。

子供は大人より、汗がかきやすいので下着は、汗を吸収するものタイプの物を選ぶと、下着が汗を吸い取り、汗による刺激を避けることができます。下着は化繊のものより、木綿を選ばれた方がいいですね。

どうしても子供は無意識にかいてしまうので、つめを短く切って清潔にしておいてください。
夜寝るとき、指無タイプの手袋をつけて寝る方法もあります。また、温めるより冷やした方が、かゆみはやわらぎます。

また、新しい服はノリがついていて、肌を刺激することもありますので、一度洗濯してから着るとよいでしょう。さらに、背中についているラベルが刺激になり、しっしんが悪化することもありますので、ラベルや下着の縫い目には皮膚があたらないようにしておくことも必要です。
シーツやパジャマも頻繁に洗濯することも、忘れませんように。

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