カカトのガザガザ、ひび割れにもう、オサラバヨ
サンダルやミュールを履く夏のかかとも確かに気になりますが、やはり足の角質が一番気になるのは、冬です。空気の乾燥や寒さは、角質を硬くする原因となっています。かかとが厚くなり放置したままでいると、ヒビが割れて、さらに放置したままでいるとヒビが割れたところから血が吹き出ます。
深刻な人は、フットケアを頼みプロの方の手を借りなければならないと聞いたことがあります。角質をとると、足の血行は良くなりポカポカになり健康にも良いようです。足の裏だからと言って軽く見てはいけないようですね。
足の匂いと角質は関係している
実は、足の臭いの強弱も足の角質ケアを充分におこなっているかどうかで、かなり違ってきます。
臭いの直接の原因は、足の表皮に棲む表皮ブドウ球菌やコリネバクテリウムといった細菌やバクテリアです。古い角質は、これら細菌がエサになります。汗で、蒸れてふやけた角質をエサにすることで増殖し、より強い臭いを発します。
足の裏は体温が上がりやすいためにエクリン汗腺が多く、1日でコップ一杯もの汗をかくといわれています。靴を履いている間の足の裏は、通気性が悪く汗もかきやすいため、常に蒸れて細菌が発生しやすい環境にあります。細菌が繁殖することで、足の臭いが強くなり、さらに、靴に足の臭いが残ってしまうのです。
この細菌の餌となる角質を、減らすと細菌の繁殖を防ぎ、足の臭いも少なくなるのです。
足の裏の角質は、匂い以外にも、薄いストッキングなどを破いてしまいます。
足裏の角質が剥けるパックとは
個人で行う足の角質とりは、軽石、足専用のヤスリ、電動の角質取り、スクラッチとありますが、どれも面倒で、角質をとる時の姿が、胡坐をかかなくてはなりません。それは、美しくないと思っていましたら、画期的なものを見つけました。
足裏の角質が剥けるパックと言うものです。ビニールの靴下の中に、ケミカルピーリングの成分として使用されているフルーツ酸が入っていて、1時間くらいその液に足をつけると、1週間後には角質が剥けるというものです。
欠点もある
この方法だと、角質をとる作業が面倒でなくなると言うだけでなく、足全体をジェル・ローションにつけるので、中々手が回らなかった、指と指の間や、やすりをかけるには無理と思われる薄い角質の部分(かかとの上の方)までケアすることができます。
しかし、いくつか製品を見てみますと、但し書きも多く、効果は一時的であるとか魚の目は完全に採れないとか書かれていました。体験談を読んでみても、すっかり硬くなった角質は無理そうということも書かれていました。
体験談を覗いてみた
WEB上の体験談だけでなく、体験した方はいないかと思ってTwitterで聞いてみましたらいました。こんな感じの答えが返ってきました。♪私の友達が夏に使用してました。使用後の足を見せてもらった時の印象は、『きたなっ!』でした。皮がボロボロで引っ張ればめくれそうな感じが足全体にあるんだもん。でも、その皮を自ら引っ張ってはダメなんです。自然に剥がれるを待っていると、柔らかなカカトが現れるみたい。♪
なるほど。
使用上の注意とは
実際、使用する上での注意点としては、下記のことが挙げられます。
① マニキュアをしている場合はキチンととってから行う。
② 足に怪我をしている時は、完治するまで待ってから。
③ 宅急便などで、急に移動しなくてはならなくなった時のために、足を拭くものをそばに置いておくか、靴下の上からスーパーの袋を被せてゴム止めできるようにする。
④ 数日経つとボロボロ皮が剥けてくるので、皮をばらまかないように靴下の着用が必須。また、剥けてきた皮を無理に剥がしては、ダメ。
④ お風呂の中でも、湯船に皮が落ちてしまうので、家族でお風呂を使用する場合は、最後に入る。
使用感は、本当に重症なところ以外は、赤ちゃんの肌のようにむっちり、ぷるんとするようです。
関連記事は、2010年9月7日日経ウーマンオンライン『試しました、足裏角質がむけるパック』
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