睡眠と美容の関係は切っても切れないものとされ、特に午後10時から午前2時までは、肌のゴールデンタイムと言われていました。シンデレラが12時の鐘とともに、かぼちゃの馬車に慌てて乗るように、0時前の就寝は女性にとっては常識中の常識だったのです。
理由は、睡眠中、特に肌のゴールデンタイムには、成長ホルモンが生成されて、肌再生を行う時間だからです。眠りの質が良ければよいほど、綺麗な肌を期待できます。
ところが、先日日経を読んでみると、成長ホルモンと睡眠時刻は関係ないとありました。成長ホルモンが分泌されるのは、入眠直後の深い睡眠時間で、定説とは違います。
良い睡眠のあり方とは、眠る時間にこだわらないで、眠くなったら寝ることだそうです。
眠くないのに床に就くと、かえって眠りが浅くなります。時刻にこだわらないで、眠気が襲ってきた時に就寝することが、良い眠りとなるそうです。
しかも、この日経の記事のタイトルが、『8時間より、7時間のほうが長生き』と書かれていました。
じゃ、『寝る子は育つって言葉』も嘘だったの?
美容のためには、睡眠時刻ではなく、入眠前の心好い時間の過ごし方にあるようです。
深くて良質の眠りを得るためには、室内照明やアロマやハーブティ、大好きな音楽や映画、全身のストレッチを行い、心も体も解きほぐしてくださいね。
寒い冬は、沢山の衣類を着こんで血流が悪くなりがち、『寒い』って肩に力が入って肩こりなんてことありませんか? 私はしょっちゅう。
温めのお風呂にゆっくり浸り、しっかりと血液の流れも良くしてから布団にもぐりたいものです。
眠活の効果を高めるのにもっとも手軽なのは、入浴剤。
最近、ヒマラヤ山脈の奥深くに眠る塩を使いはじめました。鉄分やカリウム、ミネラルが沢山詰まっているので、綺麗なピンク色とルビー色です。