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肌トラブルは年齢毎に共通している

赤ちゃんの肌は、キメの整ってみずみずしくやわらかいですね。
汗もや、衣服の繊維でかぶれたりと、ちょっとしたことで肌荒れしがちになります。バスソープも、洗浄力の弱い子供用のソープを使用します。
肌に触れるものは、必ず安全かどうか再確認するようにすれば、思わぬ肌荒れに悩まされることはありません。

小学校に上がり、好奇心一杯で植物に触れてかぶれたり、アレルギーを引き起こすこともあります。
高学年になるに従って、ニキビに悩まされはじめたら要注意。食べ物のバランス、睡眠などの生活習慣に加えて、洗顔方法なども学ぶ時期です。

20代後半からは、シミ・しわなどの老化現象が現れてきて、40代以降ではシミ・しわに加えてたるみやくすみに悩まされ始めます。

50代になると、様々な肌トラブルを同時に抱えるようになります。

 

肌が老化する原因

肌が老化する原因はいったい何で、どうしたら、老化を遅らせることが出来るのか知りたいですね。
肌の老化の原因は、身体の老化、紫外線による経年劣化、メイクやストレスなどの環境の3つが原因です。
特に、努力だけでは解決しにくいのは、身体の老化です。

肌を構成している成分も、年齢とともに作られなくなり、他の細胞や血管も経年劣化してしまうので、働きが弱くなってしまいます。
こうした、老化による身体の変化は、ホルモンによるものが大きいのです。

 

成長ホルモンの分泌は年齢とともに少なくなる

体を作る成長期までは、成長ホルモンは盛んに分泌され、身長が伸び、肌も活発に細胞分裂を繰り返します。成長期が過ぎると、成長ホルモンが減り始め、それに伴って肌の新陳代謝が衰えていくのです。

成長ホルモンが減り始める18歳くらいから、徐々に肌の老化がはじまっていますが、実際、肉眼で見え始めるのは、20代後半なので、20代後半を多くの人は「お肌の曲がり角」と呼んでいます。

肌の水分の要となるセラミドも、成長ホルモンと無関係ではなく、成長ホルモンの減少とともに、セラミドを作るための細胞分裂が弱まり減少していくのです。セラミドの減少により、肌の水分は少なくなり、外からのストレスに対応する力も弱まり、肌ストレスの原因となっていきます。

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成長ホルモンが減らないようにするには、まさに睡眠を充分とり規則正しい生活を行うことです。

 

女性らしいしなやかな肌を作るホルモンは、閉経を期に減少する

もうひとつ、肌の健康で忘れてはならないのはエストロゲンという、女性の卵巣から分泌されるホルモンです。エストロゲンは、妊娠などに関わるほかに、肌の水分量を増やしたり、肌のコラーゲンを維持したりする作用があることが分かっています。髪を豊かにするのも「エストロゲン」で、若さを保つホルモンといってもよいくらいです。

エストロゲンは、思春期の頃から増え始め、閉経とともに急激に低下します。そのため閉経すると、肌の衰えが急に目立ったり、女性でも髪が薄くなったりします。
エストロゲンを減らさないようにするには、生理に気を配ることです。無理なダイエットや不規則な生活、睡眠不足により、卵巣の機能が低下してしまいます。卵巣が健康状態でないと、生理不順になったりひどい時は、生理が止まったりしてしまいます。

生理が予定通りに来ない場合などは、生活を見直すということを怠ってはいけません。

年齢が肌に及ぼす特徴を理解したうえで、年代に応じたスキンケアを心がけるようにしてください。
   (1)乳児期・幼児期のスキンケア
   (2)小学生のスキンケア
   (3)思春期(中学生~18歳)のスキンケア
   (4)青年期 20代の肌ストレス
   (5)青年期 30代の肌ストレス
   (6)更年期 40代の肌ストレス
   (7)更年期 50代の肌ストレス
   (8)60代以降の肌ストレス

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