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ニキビと似ていて、ニキビでない、重大な発見

昨日のためしてガッテンは、衝撃の映像でした。
ここ数年、化粧品のサイトの記事を書き続けて、さすがに背筋が冷やりとしましたね。

 

ためしてガッテンで紹介した偽ニキビ3つ

ニキビだと思って、お手入れをしていいたら、逆に増え続けたり、何年も治らなかったり、大きくなって炎症を起こして死に至る場合さえあると言うのです。

偽ニキビの写真を番組で写しましたが、本物のニキビと偽物のニキビとの違いは、全くつかないのが本当のところです。
にきびとの判別の仕方を教えてもらって、今までにきびと勘違いしていた事が、実はそうでなかったと反省をしました。

番組で紹介した偽ニキビの正体は、以下の3つとなります。

  • 扁平いぼ
  • マラセチア毛包炎
  • めんちょう

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扁平いぼ

番組で紹介された女性は、ニキビ治療の王道である保湿を行うため、クリームやアロエの樹液などをつけ続けますが、ニキビは治りません。
あらゆるニキビケアを取り入れたそうです。でも、駄目でした。

もう一人の方も、殺菌効果の高い洗顔石鹸で洗顔後、保湿パックを行いますが、ブツブツは顔中に広がります。さらに、皮膚が腫れあがってしまいました。

二人の顔にあったのは、ニキビとそっくりでありながら、全く別物の扁平いぼだったのです。
扁平いぼは感染症であり、触ることにより、HPV(ヒトパピローマウィルス)と呼ばれるウイルスをまき散らすことになります。

扁平いぼとニキビの見分け方は、平べったく盛り上がっていたり、触って広がっていくために楕円や線状になります。
色もニキビより、肌の色に近く、時間と共に茶色くなっていくそうです。

治療は、皮膚科で液体窒素で凍らせて、細胞を死滅させます。
繰り返しの通院することが必要です。

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あくまでも感染症なので、予防は、外出後は手洗いの習慣と、もし扁平いぼの患者がいるなら、家族と同じタオルを使わないことです。

 

マラセチア毛包炎

背中一面に数多いニキビが広がっている女性が、紹介されます。
この女性は、皮膚科でニキビ治療薬を貰って塗っていたものの、次々にニキビができ続けたと言います。
ニキビとそっくりでありながら、マラセチア菌というカビです。
皮膚科も間違えるほど、肉眼では見分けがつきません。

ニキビはアクネ菌の繁殖ですが、アクネ菌と同じ皮膚の常在菌であるマラセチア菌も、繁殖することがあります。
アクネ菌と同じ皮脂を餌にして、増えていくのです。

当初、皮膚科で処方されたのは、アクネ菌を殺菌するための薬であるために、マラセチア菌だけが生き残りました。マラセチア菌が、繁殖を繰り返したために、ポツポツが増えていったのです。

ニキビとの見分け方は、通常ニキビは、一度に2~3個ぐらいしかできないけど、マラセチア菌は、10個ほど一度にできるそうです。
数が多ければ、マラセチア菌ということになりますでしょうか?

皮膚科で抗真菌薬を貰い、数か月薬を塗り続ける治療を行います。

 

めんちょう

子供の頃鼻の頭にニキビを作ると、めんちょうと言われた口です。
めんちょうの原因は、黄色ブドウ球菌です。

鼻の周りには、多くの細かい血管が張り巡らされています。
めんちょうが炎症を起こしてしまうと、血管の中に黄色ブドウ球菌が入り込んでしまうのです。
鼻の血管と頭は近いので、黄色ブドウ球菌が脳の血管の中に入り込み、脳炎や脳髄炎になるために、生命の危険があるということです。

めんちょうとニキビの見分け方は、痛みです。
小さくても、触っただけで痛みがあればめんちょうとなります。

かつてとは違い、めんちょうは市販薬が販売されていますので、薬局で指定すれば治療ができます。
めんちょうができるのは、体力がおちると悪化するために、良い生活習慣を心がけることが大切です。

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