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 シワの原因は、年齢を重ねることによって肌への栄養がいきわたらなくなるために起こる肌の乾燥と、紫外線が原因となって光老化する場合の、2とおりあります。
 シワに対するアプローチは、シワの原因である乾燥した肌に、『保湿する』、『年齢によって少なくなったコラーゲン、エラスチン、セラミドを活性化させる』、『紫外線からのダメージをプロテクトする』といった多方面からの行う必要があります。
 ただ、シワの種類で書きましたが、シワができた経緯は何であるかを知っておくと、化粧品の成分を選ぶ時に、ひとつの基準になると思います。

レチノール レチノールについて記載した内容を参照。基底細胞に働きかけ表皮細胞を増やし、細胞間のヒアルロン酸も増やす。
保水力のある細胞が、古い角質を除去するのでシワが改善。
カイネチン ビタミンAに匹敵する「抗シワ」効果が期待できる、植物ホルモン。
皮膚の線維芽細胞に働きかけ、真皮の細胞の寿命を伸ばし、効果的にシミ・シワ消しを行う。
しわの改善効果では、レチノイン酸との比較試験で、同等の効果があり、副作用無しと言われている。オバジやカイネレースなど、海外ではカイネチンを応用したコスメが出されている。
ウルソール酸 ローズマリーなどの植物の葉や果実などに含まれている物質。コラーゲンとエラスチンを補修する作用により、凹凸を改善しわ防止に効果があり、低刺激。
ウコンエキス ショウガ科の植物、ウコンの根茎から抽出したエキス。コラーゲンの減少は紫外線があたることによりゼラチナーゼという物質が活発になることによっておこる。そのゼラチナーゼの活性化を抑える物質。
ケイ素(ケイ酸) 別名シリカ。
本来人間の肌のコラーゲンに含まれている成分。
ケイ素による結合組織の強化が、肌の水分を保ちしわやたるみをを防ぎ弾力を保持。コラーゲンの活性化として期待。
天然保湿因子(NMF) 別名ナチュラル・モイスチャライジング・ファクター。
肌にもともと存在する保湿成分の総称で、ターンオーバーの過程で皮膚細胞によって生産される成分。皮膚の外側から皮膜による水分蒸発を防ぐと同時に、肌の深部にも浸透して、年齢とともに乾燥した肌への保湿成分として有効。
メバロノラクトン カネボウが独自に開発した保湿成分。 肌のバリア機能修復、水分保持. コラーゲンの網目構造をサポートしハリを持たせる。
ビタミンC誘導体 リン酸アスコルピン酸 コラーゲンを増やすのに必要な成分。
抗酸化作用あり。
AHA
(アルファヒドロキシ酸)
グリコール酸(サトウキビエキス)、乳酸、クエン酸(レモンエキス)など、角質を剥がす効果があるピーリング成分。
グリコール酸はコラーゲンを増やす効果有。
ビタミンB15
(バンガミン酸)
カネボウが開発した乾燥や肌荒れに効果がある医薬部外品成分。
ビタミンEに似た働きがあり、老化を防ぎ、角質の生まれ変わりの スピードを回復させ、 細胞寿命をも伸ばすと言われている。 皮膚の新陳代謝をUP。
ダイズエキス  マメ科の大豆の種子から抽出したエキス。
化学構造や働きが女性ホルモンに類似したイソフラボンを多く含んでおり、アンチエイジング(老化対策)成分として注目。表皮の細胞を活性化し、肌の弾力をUP。
抗酸化作用がありメラニン生成を抑える作用有。
イソフラボン  大豆に含まれる成分で、女性ホルモンの1つである「エストロゲン」と同じような、働きあり。
真皮層にあるコラーゲンやヒアルロン酸の生成を促進して、皮膚の弾力をUP。
シコンエキス  ムラサキの根から抽出したエキス。
真皮の再生を促す作用有、古くから火傷や凍傷、腫れ物など皮膚炎用の漢方軟膏の原料として使用されてきた。
コラーゲンやエラスチンなどが存在し、肌にハリをもたせている真皮の再生を促してくれるので、深いシワに有効。
スフィンゴシン誘導体  花王が開発した成分。
紫外線を浴びると活動的になり弾性線維であるエラスチンを破壊する酵素、エラスターゼを抑制。
ヒバマタエキス 花王が開発した海藻の一種ヒバマタから抽出したエキス。
真皮層の細胞とコラーゲンを接続しているたんぱく質、インテグリンを増やすことで、真皮のたるみを防ぐ。
プラセンタエキス 胎盤から抽出されるエキス。
プラセンタは線維芽細胞を活性化させてコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の生成を促す。
血行を促進し細胞に栄養がいきわたらせ、新陳代謝をUP。
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