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薄毛の原因がストレスによるものなのかどうか、といったことを検査する方法に、『ストレスバロメーター』というものがあります。尿検査により、その代謝物を測ることでストレス度合いがわかります。

ストレスを受けると自律神経に影響を与えます。自律神経は、交感神経と副交感神経がバランスを保って、人の体の様々な機能を司っています。

交感神経は血管が縮め、副交換神経は血管を広げる働きがありますが、ストレスにより、この2つの神経のどちらかが極端に働いたり、働かなかったり、両方働かなかったりのアンバランスな状態をつくるのです。このことで、髪の毛に栄養を運んでくる大切な血管が、急に広がったり、縮まったりするので、栄養や酸素が安定して毛根までいきわたらなくなるのです。
 
さらにストレスは、ホルモンのバランスを崩れやすくし、男性ホルモンが過剰になることがあります。

男性ホルモンの分泌が長期間続くことで、若ハゲの原因となると言われています。男性ホルモン分泌の間、髪の毛に必要なホルモンの分泌が、妨げられることも加わり頭皮の環境は悪化し抜毛へと繋がっていきます。

ストレスは、免疫機能の低下と誤動作をひき起きします。
免疫機能とは、体内に侵入した異物に対して、攻撃したり排除する体の重要な機能です。

この免疫機能が低下することにより、皮脂分泌量の増加、毛細血管の血流低下、それらにより頭皮が硬くなり毛根毛母細胞)に充分な栄養が行き届きにくくなり薄毛、若はげを進行と繋がっていくのです。

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或いは、攻撃する対象を誤って自分自身の体に向けられてしまう場合があり、これが自己免疫異常と呼ばれているもので、本来のヘアサイクルを乱して行くのです。
 
よく聞く円形脱毛症は、上記の自己免疫異常ではと言われています。
円形脱毛症は、突然円形にぽっかりと穴が開いたように脱毛し、別名『10円ハゲ』といわれています。

自己免疫異常により、攻撃先が、毛細細胞や毛乳頭に向けられているのではないかと考えられています。

或いは、頭皮にある末梢神経になんらかの異常が起きて、髪が円形に抜けてしまうという説があります。

円形脱毛症の原因は定かでないものの、その引き金を引いているものは、心理的・精神的ストレスなのです。
円形脱毛症は、精神的なものであるために自然治癒されるものが多いようですが、
半年以内に自然に治らないものや、脱毛を繰り返す場合は、皮膚科専門医を受診し、正確な診断と治療を受けることをおススメします。
 

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