肌の年齢別の悩みは、一筋縄ではいかない

　面白い資料を見つけました。年齢別に感じている肌の悩みのアンケート結果です。
　18～24歳の欄でトップに来ているニキビ・吹き出物の悩みは、25～39歳では4位にきています。25～39歳ではの1位には、シミ・ソバカスがトップに来ています。40歳以上では、シミ・ソバカスがそのままトップで、2位に小ジワ・シワが急上昇しているのがわかります。
　一目両膳、しばらくこの表を見てみてください。きっと、『あ～、なるほどと思いますよ。』

　この表を見てみますと、
　18～24歳は、毛穴やニキビといった角質ケアを中心に、
　25～39歳は、角質ケアと、シミを防ぐ美白ケアを、
　40歳以上は、シミを防ぐ美白ケアと、シワを予防改善するコスメに焦点を合わせたスキンケアを行うのが適切と言えます。
　この表を縦に足してみるとわかりますが、悩みを複数持っている人が多く、肌の悩みが一つではないということは、複数の悩み対応するスキンケアを行っていかなくてはならなということです。
　シミは、紫外線が肌に当たることでメラニンが過剰に作り出されるためにおこりますが、メラサイトが活性化することも原因となっています。
　シワは、肌が乾燥することによって起きる小ジワと、紫外線を受けてできる小ジワと、肌の奥の真皮層に傷がついて溝が深くなる大ジワなどに分けることができます。同じシワでありながら、肌の外から水分を補う方法や、紫外線カット、真皮層をコラーゲンなどでの修復といった多方面から対応を行う必要があるのです。
　そして、これらのことが同じ時期に、同じ人を悩ましているということです。最近、コスメ業界も進歩してきて肌の奥まで浸透することが難しかった成分を浸透させたり、複数の成分を混ぜ合わせるなど、包括的なお手入れがしやすくなっています。
　上記の表の年齢とともに変化するであろう肌の悩みの推移は、女性ホルモンや、代謝や、肌を構成する成分の減少といったことからもうなずける結果になっています。
　こういった基礎知識を元に、複数ある肌の悩みに応えてくれるスキンケアは
　何なのか？
　成分は？
　或いは、漢方やツボなどから解決できるのか？
賢く選んで美しさを継続させたいと思うのです。
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