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ピーリングでどんな良いことがあるの?

ピーリングとは一体何でしょうか?

ピール「peel」とは英語で「皮をはぐ、むく」という意味です。
肌の一番外側にある角質層を取り除くことで、くすみや軽いシミ、ニキビ跡の改善に最も効果的と言われています。痛んだ肌の表面を削り取ることで、肌の表面がツルツルになるからです。
本と青い花

表皮の最も深い部分「基底層」で作られた新しい細胞は、古い皮膚を上の層へ上へと押し上げて角質となっていきます。「基底層」でつくられた細胞が上に押し上げられ、肌の表皮からはがれ落ちるまでの周期は、28日でターンオーバーサイクルといいます。

このターンオーバーサイクルは、年齢を重ねるごとに周期が長くなり、毎日のストレスや疲れから周期が狂うこともあります。肌の新陳代謝が悪くなることにより、肌のトラブルへとつながっていくのです。
ピーリングを行うことにより、生まれ変わる力が弱まった肌に対して、ターンオーバーサイクルを促進し、肌本来の美しさを取り戻すことができます。

 

ピーリングの種類

ピーリングの方法は多くの種類があり、また、顔のばかりではなく、首、ひじ、ひざ、かかとなど角質がたまりやすいところや、背中のにきびなどでも使われています。
ピーリングの方法は、大きく分けて2種類です。

 

ケミカルピーリング

一つ目は、ケミカルピーリング、ケミカル=化学、ピーリング=はぐという文字通り、肌表面の角質を薬剤を使い、化学的に溶かして剥がす治療法です。主に皮膚科で治療を行いますが、化粧品として売られ自宅で行うものも、病院のものよりかなり濃度が低いですが、ケミカルピーリングです。
皮膚に塗った酸が角質を溶かしますので、クスミやシミなどの色素沈着のおこっている皮膚の角質細胞も取り除くことから、肌の色が垢抜けて明るくなります。

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物理的なピーリング

二つ目は、機械などを使用して角質をはぐ、物理的な方法です。皮膚の表面を削り取る方法として、特殊なアルミニウムの粉を肌に吹き付けるクリスタルピーリング、電気で動くやすりのようなもので削り取る電動グラインダー、ダイヤモンドで削るダイヤモンドピーリングなど色々あります。

一般に物理的な方法は、肌の表面にのみに行うために、先のケミカルピーリングと比較して炎症や痛み、色素の沈着といった副作用はないとされています。ただ、皮膚の深い部分の老廃物がとれないという欠点もあります。

物理的な方法として、レーザー光線を使用したレーザーピーリングもありますが、ケミカルピーリングよりも角質細胞を取り除く効果が高くなります。肌へのダメージが少なく、皮膚のより深い真皮にもレーザーがあたることから、コラーゲンを増生させる効果があると言われています。

 

自宅で行うピーリング

自宅で行うピーリングとしては、グリコール酸を使ったケミカルピーリング化粧品が、日本人合いますのでお薦めです。
グリコール酸は、低濃度で効果はゆっくりではありますが、副作用の心配もなく安全なのです。さらに、グリコール酸は、皮膚の奥に浸透しやすく、真皮の繊維組織を刺激してコラーゲンの生成を促す作用があるために、皮膚科でのケミカルピーリングにも、用いられています。

ただ、皮膚の一番外側の角質部分とはいえ皮膚は薄くなっているのですから、使用する間隔は、適度にあける必要があります。使用上の注意をきちんと読んで無理のないケアを行ってください。表皮がはがれることでメラニンも薄くなっていますので、紫外線対策をしないとシミのもととなります。保湿も十分に行う必要がありますよ。

また、毎日使用するものとして、薄い酸が配合されているピーリング石鹸、ジェルや化粧水なども市販されています。マイルドなものは、自宅で使用しても問題はありませんが、濃度や酸性の強いものだと皮膚炎を起こしやすいので注意が必要です。目的に合わせて、上手にスキンケアを行っていきたいですね。

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